昭和の男らしい遊び・・・
急にプラモデルが作りたくなった。

プラモデル作りを趣味にしている人も多いかと思いますが、プラモデルなんて、もう何十年も作ってないので、上手く作れるかどうか・・・。

特にプラモデルじゃなくてもいいんですが、無性にチマチマとアナログな作業をしたくなりました。
今は、フィギュアというものが流行っているようですが、昔の戦車とか飛行機のプラモデルが作ってみたいですね。

昔は、それこそ軽く百個以上は作ったと思います。しかし、作り終わると飽きてしまい大切に飾ったりとかは、あまりしなかったような気がします。
もったいない話ですが、ほとんどは火を付けたり、破壊して終わりだったと思う・・・。軍艦の場合は水を張った金ダライ(最近見ないね)に浮かべて戦艦大和の最後のシーンを再現したり、釣り糸で吊した戦闘機で、墜落シーンを再現したり・・・。

円谷監督を神様のように尊敬していたので、戦車などは2B弾(知ってる?)で男らしく爆破しました。

昔の2B弾は破壊力が凄く、砂場の砂の中に埋めて爆発させれば、上に置いた1/35スケールのタイガー戦車も衝撃で一瞬車体が浮き上がるぐらいで、ハッチから車体の中に突っ込んで爆発させれば3mm厚くらいの戦車の底に穴が開きました。戦車の中から立ち上る黄色い煙を見たときは、憧れの特撮監督になったような気分を味わえ、まさに至福の時でした。

爆発の時に、吹き飛ぶ砂や煙と火薬の臭いの中で破壊されるタイガー戦車は、北アフリカの砂漠を敗走するロンメル軍団を生で見るようなリアルな映像でメチャクチャ興奮しました。その頃、女子のパンチラよりも、GIジョーの匍匐前進(ほふくぜんしん)姿にドキドキしていた昭和の男子にとっては、最高のショータイムでした。

2B弾と言えば爆竹に似ていますが、音だけ派手な爆竹と違い破壊力が抜群です。長さ6、7cm、直径も7、8mmと小さいですが、その威力はまさにミニダイナマイトです。そして、導火線じゃなくてマッチ(これも最近見かけない)の頭のようになっている所を地面など硬い所で擦って点火するんだけど、点火してから爆発まで10秒くらいかかります。
そこで、よくやったのが、点火してから爆発寸前まで手に持っていて、爆発前に投げて空中で爆発させた奴が尊敬されるという、男らしさ?を競ったチキンゲームのようなものです。

2B弾が点火してから爆発するまでの時間はまったく当てにならず、一定じゃないので、心臓バクバクもんで、1、2、3、4、5、とか数えてから投げるんですが、しばしば、戦友達?の「危ない!」、「早く投げろ!」などの声援に頑張りすぎてしまいます。
そして、投げるタイミングを外し、手を離したとたんに耳のそばで爆発してしまい、キーンという耳鳴りが暫く止まらなくるっていうのはまだマシな方で、時々、手の中で爆発し火傷したりという、平成の世では考えられない物騒な遊びでした。
しかも、火傷しても戦闘中の名誉負傷ですから、これまた傷が深いほど尊敬の対象になるという訳の分からない世界でした。

とにかく爆破出来そうな物は手当たり次第に作戦の対象となり、コーラの空き瓶(缶じゃなくて瓶ね)に入れて破壊したり、2B弾の、胴体(ロケット花火と同じ紙)を分解し、火薬を集めて威力を増し、ストローの包み紙などで作った導火線に火を付け、「爆発するぞ逃げろ!」などと、アカデミー賞ものの演技で叫びながら逃げるという、アルカイダ並の訓練をつんでいたんですが、さすがに政府に? テロリスト養成ツールと思われたか、2B弾の威力は年々ショボクなり、子供だましの情けない花火のようになるとともに女子のヒラヒラするスカート方が人気が出始め、最後は見向きもされなくなりました。
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by xfazz | 2005-03-02 11:03 | A Fairy Tale
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