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君は J.GEILS BAND を見たか?
1970年代から80年代にかけて活躍したバンドで、J.GEILS BAND というメチャメチャカッコイイバンドがいました。

ストーンズやツェッペリンみたいにメジャーでは無いけど、B級バンドとしてはかなり人気がありました。
今まで数多くのライブを見てきましたが、このバンドが一番サイコーでした。超カッコよかったです。

このバンドは、多くの売れないアメリカンバンドと同じように、年間300近いライブで鍛え上げられたバンドです。俗に言うドサ回りとうやつですね。昔、日本のキャバレーやディスコなどでもよくあった『箱バン』ってやつですね。分かり易い例では、映画『Blues Brothers』の中で、ジョン・ベルーシがローハイドを歌ったような店ですね。各地のクラブと1週間単位とかで契約して、一晩で40分5回ステージとかをこなします。
ZZ TOPHUEY LEWIS AND THE NEWSなんかもこの手のバンドです。

この手のバンドの欠点は、音が小さくまとまりすぎてしまう傾向があります。コンビニのバイトと同じように毎日、毎日同じ仕事で、来る日も、来る日も酔っぱらい相手に演奏ばかりしているので、ルーティンワークのようになり緊張感がなくなりがちです。
しかし、ラッキーパンチが当たっていきなり売れちゃった新人バンドと比べ、演奏がやたらしっかりしてます。その分、何時聴いても同じ様でつまらないという感想になりがちなのは仕方がないと言えば仕方がないですが・・・。

ZZ TOPも武道館に見に行きましたが、やっぱり音に緊張感が無かったですね。テキサスで聴いたら違うと思いますが、アメリカの田舎バンドっていう感じで、ぱっとしませんでした。
売りのベルトのバックルに引っかけたギターをくるくる回すのが「生で見られた」という印象しか残っていません。
音のイメージは、「ハイハイ。何時聴きに来ても、同じ演奏が見られるよ」という金太郎飴見たいな感じで、「これじゃレコード聞いてるのと同じジャン」って感じで、これだったら沖縄のコンディション・グリーンの方がおもろいぜ! となっちゃいました。

J.Geils Band もメジャーバンドに比べると派手さは無く、音もちょっとこぢんまりした感じはしますが、それでも、リズムがすごくタイトでカッコいいんです。それも、いつも控えめなリズムセクションのお陰だと思います。
元々ブルースバンドですから、ハードロックバンドみたいな派手さはないでけど、キメもカシッカシッっと小気味良いくらいに決まって、これでもかこれでもかと切れのいいリズムでグイグイ迫ってきます。ワイルドという感じではなく鋭いナイフみたいな感じでしょうか?
そういう意味で言ったら、余計な演出無用の演奏の確かさは、ストーンズの対局にあると言っていいでしょう。ストーンズはそこが、また魅力でもあるんですけどね。
ですから、初期の頃はレコードもスタジオ録音よりライブ盤の方が売れたんじゃないでしょうか? ライブ盤は最高カッコいい! 
そして、バンドの音に乗ってマイクスタンドを振り回す、ヴォーカルのピーター・ウルフがサイコーです。DJ出身のピーター・ウルフのマシンガントークが凄い、息継ぎしてるの?っていうくらい、猛スピードで3分くらい喋りまくるトークがアメリカではうけていたようだ。最近のラッパーの3倍位の早口です。
ライブに行ったら、レコードの音だけでは分からなかったヴィジュアルは、「オシャレー」ではないけど、「俺達ゃ本物の男だぜ!」みたいな汗くさいルックスと、ギミックの無いストレートなサウンドがマッチして男が憧れるバンドです。

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1980年に来日した時のプログラムです。


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いかにもむさ苦しい雰囲気です。華やかさとは縁遠いバンドです。


新宿厚生年金会館の2階席で見たんですが、一階席はほぼ埋まっていましたが、二階は3分の1くらいの入りだったかな? 確か好きな所へ座れたようなきがする・・・。
いかに、日本での人気もマイナーだったのが分かりますが、しかし、それだけ熱いファンばかりなので、ライブの方は大盛り上がりでした。
客席からは、「キャー」という黄色い声援より「ウォー」という野太い声援が多いのは、松浦亜弥のコンサートに近いかも知れない。(行ったことないけど想像)

ステージには真ん中に歌舞伎の花道みたい? なせり出しがあって、ピーター・ウルフがときどき前に出て来て歌ってました。これも多分、アメリカのストリップ小屋みたいな所で演奏していたためじゃないか? と勝手に思っていましたが。
それ以外は、ステージになんの飾りもなくバックもステージも黒一色でシンプルな楽器のセットが並べられているだけでした。

はっきり覚えてないんですが、"Sanctuary"という曲の時だったかな? ピーター・ウルフがバラの花束を持って、花道を進んできて曲のエンディングでステージに叩きつけました。
そんな臭い演出を話に聞くと、「ダセェ〜」と思うでしょうが、ピーター・ウルフがやると違うんですね。2階席だからかえって良く見えたせいもあるでしょうが、真っ赤なバラが真っ黒いステージの床に飛び散って、ゾクッとするくらいカッコ良かった。
いかにもB級バンドの演出って言う感じがGood!
最近の名前だけのファッションパンクバンドより骨っぽいゼ!
ライブは、1時間くらいであっけなく引っ込んだので、ビックリしたが、当然アンコール。
アンコールも1時間近くやるという、やっぱりアメリカンなスタイル。
あれから日本でも、アンコールは絶対1曲か、せいぜい2曲だったのに、長目にやるバンドが多くなった気がする。

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この後、後期のDoobieと同じようにキーボードが前面に出てきて音もポップになり、ついに、1970年のデビューアルバムから数えて13枚目のアルバム『Freeze Frame』からシングルカットした『Centerfold』が、82年の2月に初の全米1位になりました。しかし、その後、ヴォーカルのピーター・ウルフが脱退して、バンドも自然消滅? したのかな? オフィシャルサイトはあるけど、1999年のライブスケジュールみたいなのはちょっとだけ乗っているが、更新も1999年12月で止まっているところを見ると今は活動してないみたいですね。


残念ですが、色んなロックバンドの歴史を見ていると、肉体が楽器のヴォーカリストってそんなに変わりようがないんですよね。一生をかけて少しずつ上手くなったり、歌い方が変わったりするが、根本的な声質が変わるわけじゃないし、たとえば、長年演歌を歌っていた人が「明日からJazzね」って言われても少々無理があるもんです。
しかし、他のパートはどんどん上手くなるので、バンドのサウンドの指向がストレートなサウンド(テクニックが無いから正常位一本槍みたいな?)から、一般ウケしそうなソフトな方向へ変わって行きがちで、(誰でも上手くなったら、いろいろ体位も試して見たい)花形ヴォーカルの裏方に徹していた、メンバーが「俺も目立ちたい」と欲が出てきて、逆にバンド本来の個性殺してしまったり、手軽に変身出来ないヴォーカリストとの間にすきま風が吹くようになって解散だの脱退だのっていうケースになりがちだと分析しています。
金のない時は、助け合って頑張っても、成功しちゃうとみんな我が儘になってチームワークが乱れるですよね。



昔のバンドで、しかもメジャーじゃないので映像が残ってないのが残念。DVDが出たら買いますゼ!
再結成して、再来日したら絶対見に行きますよ、ウドーさん。

検索していたら、2004年の大晦日にギターのJ.Geilsと、Magic Dickの二人が、ボストンの近くのクラブに出演していたようだ。そのクラブ、なんと今年の4月にはMountain、7月にはJohnny Winter Bandなんて出演予定になってるよ。その他にも元オールマンのDikey Bettsスケジュールに乗っていた。
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by xfazz | 2005-05-19 12:50 | Jukebox
初めての Blues。
ちょうど、Neil Youngがマイアイドルだった頃、先輩に「面白い店がある」と拉致され、渋々、行った店は、当時『ブルース喫茶』と呼ばれていたBluesのレコードばかりかかっている店で、10人も入ったら満席という感じの汚い飲み屋だった。
今は無きその店には、酒の他にコーヒーやカレーライスなどのメニューもあったが、カレーを注文するとご飯を炊くところから始まり、アルバム2〜3枚聴き終わる頃にやっと出てくるというのがウケた。

そこで聞いた音楽は、それまで聴いた事の無い音楽で、狭くて薄暗い店内で、他にも何人かいた客は、みんな、何が悲しいのか? うつむいたままスピーカーから流れてくるモノラルな曲を黙って聴いていた。
しかたがないので、先輩が入れていたボトル(サントリーホワイト)を水割りでチビチビ飲みながら、訳もわからず聞いた。
その頃、Bluesといえば、自分の中では、Bluesではなくブルーズでもなく歌謡曲のタイトルに出てくる『○○ブルース』というイメージが強く、せいぜい、白人ロックバンドが演奏する『○○Blues』というのが「ブルースってこういうの?」っていうくらいのイメージで、メジャーなB.B.Kingですら「名前を聞いた事がある」という程度だった。

その店で何時間か、聴いている内に、地面を踏みしめるような重いビートに、聴いた事のない力強いヴォーカルやシンプルなギターの音色等が、カレーの味に合って居心地が良くなり、帰る頃にはすっかり先輩の罠にはまっていた。
(みんなこうやって新興宗教に入信しちゃうのか?)

そして、早速、新宿のdisk unionにレコードを買いに行った。
確か? 当時は、Bluesというジャンルのコーナーは無く、Jazz以外は、ブラックミュージックっていうことで、何もかも一緒になっていた気がする。
なんの知識もない初心者には難しい買い物だった。初めて、秋葉原のパソコン屋に入った時みたいに目が泳いだ。
とにかく黒人さんの顔がついたジャケットを片っ端から見たが、どれが目指すBluesのレコードだかさっぱり分からない。
フレンチレストランで、フランス語しか書いてないメニューを開いた時のように汗が出てきた。
しかし、雰囲気で「これだ!」というのを3枚買ってきた。

1枚目は、「確か・・・、バディ何とかって先輩が言ってたような気がするな」と買ったのが、ジミ・ヘンとも演っていたドラマーのバディ・マイルスで、これは、少ないメモリーにバディ・ガイとマイルス・デイビスの名前がインプットされていて混乱しちゃったんだと思います。全然つまんなかったし、その当時の自分にも、明らかにBluesじゃないっていうは分かりました。

2枚目は、黒人の女の人のジャケットで「これはブルースっぽいな」と思って買ったんですが、実はアレサ・フランクリンでした。これは今でも持っていて気に入ってますが、当時は、これも「Bluesじゃない」って気がしました。

そして最後に買ったのはこれです。記念すべき、人生初Bluesレコード。
これは、間違いないでしょう。バンド名が『CHICAGO BLUES ALLSTARS』ってはっきり『BLUES』と書いてあるし・・・、黒人のおじちゃんたちが5人も写っているし・・・。
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聞いてみたら・・・、「おっ、これこれ!」、先輩に拉致されて行ったあの汚い店でかかってたのは「こういう感じだった」と、思いました。

このレコードは1950年代のChicago Blues全盛期から活躍していた5人のブルーズミュージシャンたちのセッショングループで、誰がメインという事もなく、それぞれが自分の持ち歌を歌って、1枚のアルバムにしてあるという企画物でしょう。
録音は多分1969年くらいだと思います。
メンバーは、ジャケット右から、ビッグ・ウォルター・ホートン、サニーランド・スリム、ウィリー・ディクソン、クリフトン・ジェームス、ジョニー・シャインズの5人で、この5人でツアーなどもやっていたようです。

そして、このアルバム、ずっと米国盤だと思いこんでいたんですが、最近、じっくりジャケットを見直したら、フランス盤だという事が分かりました。
どおりで、Bluesのジャケットにしては珍しく明るい雰囲気で、花壇の前なんかで撮影したお上りさんの観光スナップみたいだと思ってた。そういえば、異国情緒な感じだ。(よく見たら、1969年6月1日、ドイツでの録音でした)
それに、2枚組でもないのに米国盤にしては見開きジャケットなんて珍しい。見開きジャケットの中には詳しいライナーノートと片面は、よく見たらフランス語でした。まったく今頃気が付くなんて・・・。

このアルバムを買ってから暫くは、Bluesのレコード以外は買わなくなり、聞かなくなり、新宿などの中古店に不浄なロックのレコードをせっせと持ち込むようになり、どっぷりのはまってしまいました。
そして、症状がどんどん悪化し、ある時は、「ストーンズが・・・」、「クリームが・・・」などと、口走る者があれば、「この白人搾取主義者の手先め!」と、レコード産業始まって以来の白人の悪行を遠山金四郎のように並べ立てて諫め、ある時は、フランシスコ・ザビエルのように、ブラックミュージック不毛の地を求め、布教の旅を続けたのでした。

生意気にも、Bluesについて蘊蓄を語るようになると、このアルバムもほとんど聴かなくなり、俗に名盤と言われるレコードを買い漁る地獄のような日々を繰り返しました。
数年の後、やっと病気から立ち直り、神のような慈愛の心で地球上の全ての音楽を愛せるようになってから? は、このレコードの存在も忘れかけていました。

しかし、久しぶりに聞くとこのレコードはなかなか良い。力が抜けていて、どこにも力みがが感じられない。かといって気が抜けている訳でなく、Blues Bandのお手本みたいな演奏です。
50年代の、むせかえるような熱気は無いけど、心地よいBluesアルバムです。

でも、一番気に入っているのは、このジャケットです。
アナログ時代のLPジャケットはいいですね。見ているだけでも楽しい。CDだとこういう所有欲は満足させられません。
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by xfazz | 2005-05-18 14:25 | Jukebox
ストーンズ ワールドツアー
BARKS - The Rolling Stones : ローリング・ストーンズ「これが最後のツアーじゃない」

2〜3日前の目覚ましテレビでローリングストーンズの『Press Conference!』の模様をやってましたね。今年から来年にかけてワールドツアーをやるようですが、ミックは「これで最後だとも言ってないし、続けるとも言ってない」と言ってましたが、どうなるでしょうか?・・・。

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平均年齢60歳のバンドですが、彼らと同じ年代で頑張っているミュージシャンも多いけど、バンドとしては、一度解散して再結成している場合が多いのじゃないかと思います。
名前だけ昔の名前でやってますっていう、第2、第3のベンチャーズが多い中で、継続してやっている現役ロックバンドの中では一番古いと思います?

JazzやBluesでは、80歳過ぎても現役というのは珍しくありませんが、ロックの歴史自体が半世紀しかないので、これからご長寿ミュージシャンも沢山生まれるでしょう。
ストーンズには体力の続く限り頑張って欲しい。
走れなくなったミックは見たくないゼ!

来年の3月には来日するようですが、初来日の時以来行ってないので、今回は行こうかと思ってます。

『Press Conference!』の模様はこちら
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by xfazz | 2005-05-12 11:58 | Jukebox
Rickie Lee Jones
Rickie Lee Jones(リッキーリー・ジョーンズ)っていうシンガーを知ってますか?
最近彼女の歌を凄く聴きたくてしょうがない。
彼女のアルバム(LP)は、1981年発売のセカンドアルバムだけ持っている。もちろん、その当時に買った物だ。その頃はよく聴いていたけど、段々聴かなくなってきた。でも、時々思い出したように聴きたくなったものです。

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b0022648_11235841.jpg聴きたくなると困ったもので、夜中にラーメンを食べたくなった時みたいに無性に聴きたくなる。
彼女の歌と言うより、「声が聴きたい」気がする。誰にも似ていない彼女の個性的な歌声は、何処で流れてきても、聞いた事のない曲でも、聴けばすぐ彼女だと分かります。
彼女の声は凄く懐かしい感じがする。



ジャンルは? と聞かれてもどのジャンルに入るのか判断が出来ない。ロックではないし、ジャズでも、フォークでもない。色々なエッセンスは含んでいるが、彼女の音楽としか言えない。
最近は彼女のような音楽は、"Naked Music"と呼ばれる事が多いらしい?

何回か来日しているらしいが、熱烈なファンという訳でもないので、ライブは行った事が無い。



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'70年代から活躍しているが、彼女の歌には古さも新しさも感じない。力みも無く淡々とした歌いっぷりは、癒されるのとも和むのともちょっと違う。
とにかく不思議な人だ。こんな個性的なシンガーもあまりいないと思う。

万人受けするとは思えないので、好みははっきり分かれると思いますが、聴いた事の無い方は、構えずにサラッと聞いてみて下さい。夜、自分の部屋で、本を読む時などがいいかも?

詳しいプロフィールなどは、いろんな方がWebでも公開しているので、興味のある方は『リッキー・リー・ジョーンズ』で検索してみて下さい。
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by xfazz | 2005-04-20 11:34 | Jukebox
ドゥービー・ブラザーズのドラマーが死去
BARKS - Doobie Brothers : ドゥービー・ブラザーズのドラマーが死去

2月8日、昔から好きだったバンドのひとつ、Doobie BrothersのドラマーKeith Knudsenが亡くなったらしい。
まだ56歳だったらしい。

Doobie Brothersといえば、ツインギター、ツインドラムが売り物だったが、正直、「ツインドラムって必要なの?」と、思っていた。
昔、来日して、代々木体育館のライブに行ったとき、ドラムが一人になる曲があった。
その時、ノリと、音の厚みが全然変わってしまい、まるで、違うバンドのようになってしまったのを聴いて、「ツインドラム凄い」と思ったことがある。
もっとも、ヘタクソな奴が二人いても逆効果だけどね・・・。

ご冥福をお祈りします。
HPの『Forever a Brother』という言葉が印象的でした。
また、良いミュージシャンがいなくなってしまった・・・。

Doobie Brothersは良いバンドだったけど、E.Yazawaのバックをやった時は、ショックでした・・・。
ともかく、Doobie Brothers(薬兄弟)って名前がかっこいいと思われるような時代のバンドでした。

★初期の頃の曲は、もろウエストコーストの青空を思わせるような軽快な曲が多いので、天気の良い日に高速道路を走る車の中で聴くと、お手軽にカリフォルニア気分を味わえます。また、部屋をそうじをする時にかけると掃除がはかどります。何故か身体を動かしたくなっちゃいます。
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by xfazz | 2005-02-19 11:57 | Jukebox
ジャズが欲しい・・・
今月も BLUE NOTE TOKYO の広報誌が送られてきた。ライブに行った人に毎月送ってくれるようだが、以前は年に1、2回程行っていたんだけど、去年は1度も行けなかった。
去年のNatlie Caleはマジ行きたかった。残念!

読んでいたら、久しぶりに大人なジャズのライブに行きたくなった。
最近お気に入りのDiana Krallは行きたと思っていたけど、たしか? 会場がBunkamuraのオーチャードホールだったかな? もう少し小さい所で聴きたいので、今回はパス。

小さな箱ということで、ちょっとJazzとは違うけどBLUE NOTEのANGIE STONEに行こうと思い。スケジュールを見ていたら、若手の面白そうな人たちが相次いで来るみたいなので迷ってしまう。

最近の若手Jazz系の人たちの事はよく分からないけど、Kaki Kingなんていう最近評判の高いらしい? 白人のお姉ちゃんギタリストが来るらしい。ちょっとネットで調べて聴いてみたら、なかなかテクニシャンな感じ・・・。生で聴いてみたいが、あまり癒されそうな感じでないので、今の気分ではない。今回はパスかな?
彼女はN.Yのストリートパフォーマンスやイーストビレッジのクラブで演奏していてスカウトされたらしい? 基本は子供の頃にクラシックギターから始めたらしいが、一時、ハイスクールでドラムもやっていたらという。
その後、エディ・ヴァン・ヘイレンに感銘してギターに専念するようになったというのが面白い。
彼女の事は、まったく知らなかったが、ギター好きな人にはいいかも?
可愛い顔してギターをパーカッションみたいに叩きまくるらしい?
女性のギタリストで力強い演奏をできる人はなかなかいないので、面白いかも?
HPの写真ではステージのバックにギターをいっぱい並べているので、エレクトリックギターも使うのかもしれないが、アコースティックがメインっぽい。

もう一人、BLUE NOTEのスケジュールで見つけたのが、Jane Monheitというお姉ちゃん。『正当派女性ジャズ・ヴォーカリスト』らしい? 早速聴いてみた・・・。
確かに。正統派です。
ルックスもDiana Krallに負けてない。音楽スクール時代にDiana Krallが審査員をやっているコンテストで2位になったらしい。
あくまでも、ちょっと聴いただけの印象だが、声はDiana Krallより綺麗な声をしていると思う。逆に言うとフェロモン不足? 歌はDiana Krallより上手いかも? Diana Krallのヴォーカルって若いときのユーミンみたいな危うさ? があるけど、それが魅力だと思う。上手いだけじゃ・・・、みたいな見本ですか・・・。
なぜか? 松田聖子と岩崎宏美を思い出した・・・。
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写真を見ると結構フェロモン路線みたいだが正統派です。




BLUE NOTE TOKYOは、手頃な広さで酒を飲みながら聴けるのがいいです。
ギャラの問題もあるでしょうし、入れ替え制で、ちょっとショーの時間が短いのが残念ですが・・・。
N.Yでも、もっと小さいCLUB沢山あると思いますが、N.YのBLUE NOTEは行ったこと無いので分かりません。
引越す前のBLUE NOTE TOKYOも好きだったけど、現在の店みたいな立派なCLUBはなかなか無いんじゃないかな? 他の所もあまり知らないけど・・・。
BLUE NOTEは福岡、大阪、名古屋とありますが、やっぱり同じ様な感じなんですかね?


昔、N.Yの観光客が来ないCLUBにJAZZのライブを聴きに連れて行ってもらったときの話・・・。
そんなに綺麗な店ではなく、客層も地元の人が多いようで、どこにでも出没する日本人観光客らしき姿もほとんどいず、唯一の日本人らしきは、ギラギラのローレックスをしてるような不動産屋風の客が一組だけで、なかなか本場な雰囲気が良かった。
客が9時頃からちゃんとしたディナーって感じの食事して酒を飲んでると、バンドのメンバー(ほとんど白人)が一人、二人と少しずつステージに集まってきて・・・。だけど、みんなビジネスバッグみたいなのと楽器を持って、ビジネスマン風やら音楽学校の生徒風やらの、かっこで、荷物は自分の椅子の横に置いて譜面を開き、自分勝手に準備初めて、最後は10人以上の編成になってましたが・・・。

散々待たされて、やっとバンマスらしき黒人のトランペット持ったオヤジが出てきて、なんのMCも無くいきなり演奏を始めるんだけど、とにかくステージが狭いというか、厳密にはステージと客席の境は無くて、一番前の席に座っていたのが大間違いでした。
店自体も狭く客は200人くらいですが、ちゃんと食事できるようにテーブル席なので、座るとトイレに行くことも出来ないくらい詰め込まれてました。

狭い上に「今晩のゲストだ」とか言ってもう一人、サックスのおっさんが出てきちゃって、しかも、そのサックスのおっさんが、4人掛けのうちらのテーブルから1mくらいの所にセットしてあった自分のマイクスタンドをこっちのテーブルにくっつけるように押し出してきたから、一緒に行った女性が嫌がって、曲の合間にマイクスタンドを押し戻すと、サックスのおっさんが演奏の合間にじわじわ前進する。女性が負けずに押し戻す、という繰り返しのバトルになってしまい、落ち着いて演奏を聴いているどころじゃなくなってしまった。
実際、演奏よりも二人のバトルの方が面白かった。

それからというもの、どんなに空いていても一番前には座らないようにしています。
BLUE NOTE TOKYOに行ったら、下手に前の方座るとステージの上に引っ張り上げられて即席ダンサーにさせられたり、マイクを向けられてコーラス隊にスカウトされそうになったりする危険を避けるためにも、後ろの方に座ったほうがいいでしょう。

何年か前に、Bobby Caldwellのライブに行ったときなんか、ステージの下に降りてきて近くの女性にキスしたりしてましたね。「おっ! アメリカの杉良太郎か?」と思いましたが、ファンだったら嬉しいでしょう。
奴は『平成のシナトラ』を目指してるのか?
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by xfazz | 2005-02-16 12:53 | Jukebox
『The Circle Game』
昨夜、テレビ東京に大貫妙子が出ていた。
坂本龍一とよく一緒に仕事をするらしいが、昔はよく喧嘩もしたと言っていた。
「あの人は全然歌を聴かない」って言ってた。
理解し合っているから仕事してきたんだろうが、プロデューサーが歌や歌詞に関心がなかったら、歌い手としては困るよね。
最近はだいぶ良くなったらしいが、彼女の顔を見てたら、昔は本当に困ってたというのが伝わってきた・・・。

途中から見たので前半はどんな話をしたのか分からないが、最後にJONI MITCHELLの 『The Circle Game』を歌っていた。
正直なところ、もうひとつでしたが、曲の良さは伝わってきた。ちょっと硬かったかな?
今更ですが難しいけど良い歌だなと思った。
今日、改めて本家JONI MITCHELLのを聴きましたが、70年代の香りがプンプンの名曲ですね。
ついでにサイモンとガーファンクルなんかも聴いちゃいました。
『The Sound of Silence』なんか聴くと『卒業』ていう映画を思い出しますね。

若いときは、つまらないと思っていたのが年と共に好きになったりします。
好みは変わるもんなんですね。
音楽だけじゃなくて、食べ物や、異性についても同じ様です。

何十年も後まで残っていく曲は少ないですが、良い物は残したいです。
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by xfazz | 2005-02-15 18:07 | Jukebox
『レッド・ホワイト&ブルース』
今日は、超マニアックな映画と音楽の話ですみません。軽くスルーして下さい。

b0022648_18413333.jpg先週、『レッド・ホワイト&ブルース』という映画を見に行きました。
この映画は、マーチン・スコセッシ製作総指揮による『THE BLUES MOVIE PROJECT』シリーズで2004年に公開されたBLUES MUSICをテーマにした6本の映画のうちの1本で、2003年ヴェネチア国際映画祭特別招待作品だそうです。
昨年は映画を見に行く余裕など無く、映画の上映スケジュールなどほとんど気にも留めていなかったのでそんな映画が上映されていたのも気がつかなかったんですが、年末から正月にかけて無性に映画を見に行きたくなり、ネットでチェックをしていて見つけたのでした。

この映画は、ほとんどがBLUESについて語るイギリスのミュージシャンのインタビューという内容ですが、インタビューの合間に、BLUESミュージシャンのライブ映像や、BLUESの曲を演奏するイギリス人ミュージシャンたちのジャムセッションの映像です。
どういう訳か? 大御所、トム・ジョーンズも混ざって何曲か歌っていて、トム・ジョーンズとジェフ・ベックのセッションというレアな物を見せてもらいました。
これって日本で言えば、さしずめ五木ひろしCharみたいな感じかね?


エリック・クラプトンはインタビューだけで、演奏シーンはクリーム時代のものが少しだけでしたが、ギターを始めた頃からの思い出や、BLUES MUSICに対する熱い思いを語っていました。

その他にも、ジョン・メイオールスティービー・ウィンウッドミック・フリートウッドなど、など・・・。多くのイギリス人ミュージシャンたちが、BLUESという音楽と出会った1960年代当時のエピソードを語っていました。

面白かったのは、誰だったか忘れたけど、「昔はアメリカ製のギターは高くて買えなかった」という話の中で、「ヨーロッパ製のいろんなメーカーがあってMount fujiというのが・・。」みたいなことを言っていました。字幕では「ヨーロッパ製の怪しいギターが・・・」となっていましたが、まさしく怪しいよね『マウント フジ』なんていうギターメーカー。ヨーロッパ製だし・・・。
しかし『怪しい』というナイスな訳には思わず笑ってしまいました。

著作権の問題もあるのかも知れないけど、演奏シーンとインタビューが交互に細かく入るのでイマイチで、昔の珍しいライブ映像などはもう少しじっくり見せて欲しかった。
ブッカーT&MG's時代の短髪、細パンのスティーブ・クロッパードナルドダック・ダンなども見られて面白かっただけに残念ですね。
あと、トム・ジョーンズ出過ぎ!

B.B Kingのインタビューで、
ローリングストーンズなどのイギリス人ミュージシャンたちが名前を上げてくれたお陰で、当時のアメリカでは無名だった黒人ミュージシャンたちが注目されるようになり、彼らがいなければ自分たちは今でも地獄を見ていただろう」というのが一番印象的でした。
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by xfazz | 2005-01-26 19:05 | Jukebox
JOHN LENNON IN NEW YORK CITY
と、言うわけで・・・

招待券を貰ったので、今日は、日本橋(東京のだよ)三越で開催中の『JOHN LENNON IN NEW YORK CITY』という写真展に行って来ました。

アメリカ人の写真家 BOB GRUEN が撮影したジョン・レノンの写真とビートルズ時代に愛用していた黒のリッケンバッカー(ギターね)やサングラスが展示されてました。

そんなに広くない会場なので、サクッと見れちゃうんですが、テレビで見たヨン様の写真展のような混み方はもちろん無いので、ゆっくりと見れました。

来てる人は、やはり30代以上の人がほとんどみたいですが、なかには、ちらほらと20代らしき人もいました。
学生らしきカップルの会話を聞いていると、男の子が彼女に説明してあげているのですが、彼らにとっては徳川家康と同じレベルの歴史上の人物の一人なんだな? と実感しました。

しかし、写真展はあんなもんなんでしょうが、会場の一角に、有名なストロベリーフィールズを模した、小学生の学芸会レベルの安っぽいセットが作ってあり、ファンが置いたのか? 薔薇の花が何本か置いてありましたが、「あれはねぇだろ!」と、ちょっと寒くなりました。

多分、明後日のニュース番組で報道されると思いますが、ジョン一家が生前よく散歩していたストロベリーフィールズというセントラルパークの一角に、毎年ファンが花やキャンドルを持って集まり、イマジンの記念碑に花を供え、みんなでイマジンを歌うのですが、主催者はそれと同じようなことを期待したのでしょうか?
残念なことに、お江戸日本橋のデパートの中で、そんな素敵な事が起こったら怖いゾ!

どうせなら、もっとストレートに、ジョンの写真の前に小さなテーブルでも置き自分が一番気に入った写真の前に献花できるようにしたほうが良かったのではないかと思いました。

会場の中にいる万引き犯を見張るようなガードマンの目つきも悪くて雰囲気悪い。江口洋介じゃないけど、愛がないね。ジョンが泣いちゃうよ。

ちょっと寂しいですな・・・。
埼玉のジョンレノンミュージアムにはまだ行ったこと無いので、いつか行きたいのですが、同じような雰囲気だったら嫌だな・・・。

と、言うわけで、ジョン・レノンとは全然関係ないんですが、今日は帰りに、鯖塩焼き定食を食べてきました。
最近、焼き魚を食べてなかったので、ずっと食べたかったのですが、やっと美味しい鯖が食べられて満足満足!
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by xfazz | 2004-12-08 22:51 | Jukebox
John Lennon
今日は、John Lennonの命日です。毎年多くの人たちが悲しみの中『Imagine』を歌う日です。

b0022648_014245.jpg元ビートルズのメンバーの中では、一番好きです。というか、他の人にはあまり興味が無いです。
何度となくビートルズの再結成を望む声が上がっていましたが、彼が生きていても決して過去に戻るような事はしなかったと思います。人生の後半は、常に前を見て生きていたと思います。

いつも思いますが、ミュージシャンネタって、レコードやCDが何枚売れたとか売り上げがいくらだとか、音楽の価値とは関係ない話ばかり大きく取り上げられがちですが、ビートルズに関して言えば、他の音楽家と決定的に違うのは、音楽の世界だけでなく、世界中の人たちの生活に影響を与えた事だと思います。

偉そうに書いて、ファンの方には申し訳ないですが、本当は、全然熱心なファンではないんです。でも、本当にすごいと思います。ビートルズがいなければ、女性がミニスカートを履くこともなかったし(泣)、ロン毛のキムタクもいなかったはずです。ビートルズを音楽の教科書でしか知らない若い世代には、信じられないかも知れないけど、ビートルズがそれまでの古い常識で個人の才能や自由を閉じこめる価値観を壊したと言っても言い過ぎじゃないと思います。
日本で言えば、男の命だったチョンマゲを切った坂本龍馬みたいなもんでしょう。< そんなに古かないか?
アフリカで言えば、ニカウさんが拾ったコーラの瓶です。< 懐かしいでしょ?

だからと言って、ビートルズが特別な人達だとも思いませんが、もちろん才能のある人達だったのは間違い無いでしょう。でも、古い価値観や生き方が行き詰まっていた時代に世の中のニーズと彼らの音楽やスタイルが上手くマッチして相乗作用で、新しい価値観が生まれたんだと思います。

ビートルズの後も、音楽的には成功をしている人たちも沢山いると思いますが、彼らのように、音楽以外にも革命的な影響を与えたミュージシャンは出ていません、Beatlesが今の時代にデビューしてたとしても、世の中の状況が違うので昔みたいにはならないでしょう。

最近は、女性が外で働き男性が家事をする家庭も多いらしいですが、そう言う意味でも仕事を休み子育てに専念したJohn Lennonは、主夫の草分けと言って良いでしょう。
ロックスターとして生きるより一人の親として生きる事を選んだJohnが好きです。

もし、は無いですが、もしJohn Lennonが生きていたら、何か素敵な事をしてくれたと思います。しかし、40歳は若すぎだよね。
UsherBeyonce もいいけど、今日だけは『Imagine』を聞いてみて下さい。

『Imagine』を日本の国歌にしてくれたら、オリンピックで国旗が上がるたびに起立して真面目に歌うんですけどね・・・。< ヘタクソとか言うんじゃない!
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by xfazz | 2004-12-08 00:33 | Jukebox