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映画と音楽
前にも書いたが、邦画を観ていて一番の不満は音楽の使い方だ。音楽だけでなく、音そのものもの使い方が気に入らないが、作り手が映画と音楽との関係で音楽を軽く見ているように受け取れる。素晴らしいと思っている人もいると思うけど、これは、あくまでも主観の問題なので・・・。

最近のテレビドラマなどは、前よりは良くなって来たと思う。三谷幸喜の『王様のレストラン』あたりがからだと思う。と言ってもあの人のは、ほとんどハリウッド映画のパクリなんだけど・・・。
それでも、昔のドラマよりは全然マシだと思う。

日本の映画が、ダサイ音楽(個人的にだけど)の使い方をしていると思うのは、監督などのセンスの問題もあるけど、やはり資金的な問題が一番多いと思う。監督などが、「映画を撮れる」という甘い誘惑の前につい妥協しなければならなくなった時に、一番先に生け贄になるのが音楽なんだと思う。
実際には「音楽はよく分からないから」と、自分が連れてきたんじゃない音楽プロデューサーの言うがままに納得or妥協しちゃう監督さんもいるかもしれない・・・。その逆に音楽プロデューサーが映像にNG出したら怒るだろうけど・・・。
もしや、音楽はどうでもいいor妥協してもいいと勘違いしている監督がいるのだろうか?

どこの国でも同じだと思うが、一つのプロジェクトに多くの人やお金が関わってるくると様々な縛りが入ってくる。『ドラマや映画の主題歌』、『CMソング』など、印税という金鉱の利権が絡む物をはね除けるには、とてつもない労力と良い作品を作りたいという強い意志がなければできないと思う。まして、映画をのためのアイデアだけでなく、制作費の捻出or節約に頭を悩ませている場合が多いだろうし・・・。 

特に日本の場合、そういったしがらみの絡んだキャスティングの傾向が顕著だ。「なんでこのアーティスト(アーティーストとは呼びたくはないけど)がこのドラマの主題歌を?」というような事が良くあるけど、ちょっと調べれば理由がすぐ分かる。
ドラマを放映するTV曲の系列音楽出版社と契約しているアーティストだったり、絶大な人気の主役タレントと事務所が同系列、見返りに出版権を貰う、事務所の社長同士がゴルフ仲間&飲み友達、等々・・・と、あくまでも例だが、音楽は、大きく売れるとレコード会社のビルが建つと言うくらい昔から金を生み出す美味しい商売だと思われているので、そのおこぼれに預かりたい関係者の思惑が複雑に絡み合って、子供みたいに純粋な気持ちで「良い映画を作りたい」と思っても簡単にはいかないんだと思う。

その点、韓国映画を観ていて思うのは、音楽の使い方は、あきらかに邦画より上手いと思う。韓国の音楽業界の事は知らないが、映画制作は国がかなり力を入れていると聞いた事がある。
監督やスタッフも国立の映画学校を卒業した人が多いらしいし、資金面なども日本より縛りが少ないかも知れない。あくまでも想像ですが・・・。

選曲を見ると、金銭面ではほとんどメリットないと思われる海外アーティストの楽曲もどんどん使っているし、選曲も映像に合ってるし、あまり偏りが無い気がする。

映画の中で、音楽は只の付け合わせでは無いと思う。
もちろん映像がメインなんだけど、演出上の意図で音楽を入れないのは別として、映画を生かすも殺すも音楽次第みたいな所もあると思う。ラーメンの麺とスープの関係みたいに。

過去に観た映画の思い出って、ほとんどが音楽とセットになってます。その映画で使われていた曲を聴くと映画のシーンを思い出したり、映画のストーリーを思い出すと曲のメロディーが浮かんでこないですか?
ついでに一緒に観に行った人の事も思い出すけど・・・。




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この映画=面白かった! アニメの使い方が楽しい!
イ・ナヨン=コミカルな演技が可愛い! スタイルいい!
チャン・ヒョク=ちょっとビビる大木を思い出した・・・

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by xfazz | 2005-04-21 12:14 | Theater
『邦画』
ゴキブリ君と同じで、寒さにからっきし弱いため冬は引き籠もりがちなのですが、そのお陰でビデオ、DVDで映画三昧な毎日を送っています。
昨年は個人的事情でほとんど観ていないという反動も有るのですが、最近は週に5タイトルくらいは観ているでしょうか?

こんなブログを読んで下さる聡明な方ならもうお気付きでしょうが、映画好きなのに、あまり邦画は観ません。と、いうのも何度も期待を裏切られ続けている内に、すっかり不感症になってしまったからです。

感じさせて欲しいのに・・・。


最近は、ハリウッド映画もアジアやヨーロッパの映画のリメイクが多いですが、邦画はテレビで放映されたときくらいしか観てないんですが、日本の場合はリメイクではなくてパクリが多い気がします。パロディならまだいいのですが、明らかにネタをパックって来たと思われるものを見ると興ざめしてしまいます。
逆の場合もありますが、アメリカでは著作権の侵害に対する賠償金の高さが歯止めになっているせいか? 日本よりはマシなような気がします。もちろん目に見えない知的財産に対する意識の違いもあると思いますが・・・。
スピルバーグが『ゴジラ』に『感動した気持ち』を伝えるために自分の作品にゴジラの手法を使ってもそこには、尊敬と憧れの気持ちが感じられますが、「盗んだ」としか思えないような心の無い作品では、盗まれた作品が可哀想です。

アメリカでは、コンサルタントやセラピストなどの職業の人が高額な報酬を貰っているようですが、日本では、まだ、目に見えない物にお金を払うという意識が低いような気がします。
また、日本には、『映画俳優』と呼べる人が少ないと思います。タレントと呼んだ方がいい人が多いような気がします。
テレビドラマとの違いはコマーシャルが入らないだけというのは悲しい・・・。

しかし、最近観た、『ホテルビーナス』と『スゥイングガールズ』は楽しめました。
『ホテルビーナス』は、音楽の使い方が良かったですね。特に、Eaglesの名曲Desperadoが効果的に使われていました。著作権の問題もあるのでしょうが、Eaglesのオリジナル音源を使わなかったのがかえって良かった思います。オリジナルでは、ドン・ヘンリーのヴォーカルが強すぎてサウンドトラックとしては、浮いてしまうような気がします。
日本で作ったヴォーカル入りのバージョンやインストルメンタルのバージョンがさりげなく使われていて、気が付かなかった位です。
映画の舞台が日本だったら、ちょっと違ったと思いますが、他の曲も映像に合っていて良かった思います。

邦画はどうも・・・、と、苦手な理由のひとつが、この音楽にあります。昔の日本映画界の巨匠の皆さんは映像に関しては、細心の気配りで作っているのは分かりますが、音楽に関してはまったくタコです。音があっての映画だと思ううんですが、どう見ても音楽に気を配っているとは思えない。音楽はオマケだと思ってるんじゃないか? 映像を生かすも殺すも音楽次第という事が分かってらっしゃらないようだ。
もっとも、帝国の軍歌や演歌を聴いて育ってきた世代の人に注文付けても無理だとは思いますが・・・。
文芸大作で、日本的な静寂や間も素晴らしいと思いますが、アクション物で、クライマックスに向かっていくのに音楽や映像がリズム感無しでは、観てる側としてもテンション上がらないです。

その点、最近の若手? の監督さんたちは、最低でもピンクレディー程度は聴いて育ってるいるせいか、昔の世代よりはマシだと思います。世代交代が進めば音楽監督まかせじゃなく、はっきり映像と音楽を同時にイメージできるセンスも持った監督さんがもっと出てくるでしょう。

『スゥイングガールズ』は、音楽がテーマだからっていうだけではないですが、楽しい映画になっていました。素敵な音楽が無かったら、ありふれた青春物で終わったかもしれませんが、映画の中で演奏される名曲の魅力に助けられている部分も多いと思います。
『セーラー服とジャズ』というミスマッチがこの映画のルートですけど、アイデア勝ちを確信して気を緩めたんじゃないでしょうが、導入部分の女子高生とジャズとの出会いの所などをもう少し作り込めてたら、後半がもっと楽しくなったと思います。余計な所も大胆にカットしてあって、行間を読ませるというか? テンポも良く、あまりダレなくて良い映画だと思います。
良い意味で日本らしい映画ですね。

映画は映画として、オマケで古い音楽が見直されるきっかけになれば嬉しいですね。
古いと言っても、その当時は最先端の、今で言うHIPHOPと同じようなポジションですので、若い人は単純に年寄り扱いしないでね。

他のブログなどで、高校生にジャズを教える先生役に「また竹中直人か?」みたいな意見がありますが、やはりそうでしょうね。
好きな役者さんですが、ちょっとおかしなキャラクターだと何時も竹中直人だのみでは、飽きられてしまうし、個性が強すぎてバランスを崩してしまうかもしれません。特にこの映画では、主人公の高校生達が新人ばかりで、存在感が薄いから食われてるような気がします。
個人的には、あの、ジャズオタクで、マドンナ先生に恋するドジで気の弱い先生役はユースケ・サンタマリアだったら面白かったんじゃないかな? と思いました。年齢的にも合うと思いますが・・・。

竹中直人さんは、奥さんのファン(警察犬カール見てました)だったからという訳では無いですが、応援してます。
彼は、ここぞというセットアッパーとしてもっと使い方を考えましょう。日本でも珍しい個性的な役者さんなのに、中継ぎや敗戦処理ばかりではもったいない。
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by xfazz | 2005-02-22 13:39 | Theater
「映画ってイイな」と、あたりまえな感想
この2ヶ月でかなり映画を観た。ほとんどはレンタルのビデオかDVDだが・・・。
先週の水曜日『トスカーナの休日』、金曜日『アメリカンラプソディ』、土曜日は『グッパイ、レーニン』、日曜日『アラモ』と立て続けに観た。

良かった映画も沢山ある。良い映画を観たときは、「映画ってイイな」と、水野晴郎のようなことを思う。当たり前のことだけど、本当に良かったときは、そんなシンプルな感想しか出てこない。

その反対に、がっかりする時もある。満足するかしないかは映画の出来にもよるが、その時の精神状態で大分違うような気がする。その時の気分にピッタリはまる映画を観たときは、凄く感激をしても、気分が変わると感激も薄くなる。観る前の期待度も関係する。好きな俳優や、N.Yが出てくると点数が甘くなる。
映画館に足を運んだときと、レンタルしてきたときと、テレビで観たときでは多少変わると思う。滅多にないけど、つまらないと思ったときは「こんなビデオを金払って借りてきて・・・」と、激しく後悔。

ネットのブログやYahooなどのレビューで、いろんな人の感想を読むと面白い、同じ映画を観ているのか? と思うほど違う感想をが読める。年齢、性別などによっても違うと思うし、その人の境遇や生活環境でもかなり変わると思う・・・。
なにしろ同じ映画館の中で同じ映画を観ていても、人によって笑う場所が違う。カップルで行っても『こちとら自腹じゃ』の井筒監督と一緒に観てる女の子の二人くらい感性が違うと悲惨だと思う。

ネットが無かった頃は、映画についての情報なんて、先に観てきた友人や映画評論家のコメント、宣伝コピー位しかなかったが、今は、ネット上で、利害の絡まないストレートな感想を読むことが出来る。
新作でも、封切りになって1週間もすれば、映画館に行かなくても雰囲気は掴める。

トム・ハンクスの『ターミナル』のレビューを読んでいたら、「凄く良かった」という感激派と、「良くなかった」という期待はずれ派にはっきり分かれる。
個人的には、『ターミナル』はなかなか良かった。「良くなかった」と言う意見の中には、旧ソ連のクラコウジアだったかな? という架空の国からJFKに来て入国を拒否されて空港内で生活する事になったトム・ハンクスが、英語が上手くなるのが早すぎると言う感想の人が多いようだった。
途中、英語を一生懸命勉強しているシーンもちゃんとあったし、6ヶ月以上も自国語が全く通じないところで暮らしてたら、センスのある人ならあの程度は話せると思う。
しかも、映画の最後まで英語上手くなかったし、おもいっきりロシアぽい訛り丸出しの英語は、トム・ハンクスの演技が上手いと思ったけど・・・。
彼の話すクラコウジア語も、まったくのアドリブらしい。

トム・ハンクスがニューヨークへ行きにこだわる理由についても、その国の社会情勢やどんな親子関係かによっては、イマイチ理解出来たり出来なかったりするかもしれない?
外国の映画を観るときに、バックボーンにある政治や宗教の事も多少は知識として持っていた方が更に楽しめると思います。

「ありえない」なんて言わないでね。ありえなことが、ありえちゃうのが映画の楽しさ。
『少林サッカー』だってOK! OK!

トム・ハンクスくらいになると、ちゃんと脚本読んでから仕事を受けるんでしょうが、今まで「失敗した」という記憶が無いので、そんなにハズレは無いような気がします。
そういえば、土曜日に地上波で『フォレスト・ガンプ一期一会』をやってましたが、久しぶりに観たら「若い!」と思った。役作りのためか? メチャメチャ痩せてましたね。
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by xfazz | 2005-02-21 12:30 | Theater
『アメリカン・ラプソディ』
テレビ朝日『虎の門』の番組中で、美保純がを絶讃したせいか? よく行くTSUTAYAで、『ロスト・イン・トランスレーション』が全部貸し出し中だった。いつもミニシアターのコーナーで見ていたが、今までは、いつも残ってたようだけど・・・。
やはり、テレビの影響力は凄い? 良いプロモーションになるようで・・・。

この映画は、年末にレンタルしたんですが、ビル・マーレイも好きだし、期待して観たのに期待が大きすぎたせいか? 自分的にはもう一つ。
しかし、フィルムで撮影された見慣れた東京の街は綺麗でしたね。やっぱりビデオよりフィルムの方が好きだな・・・。

昨夜は、その『ロスト・イン・トランスレーション』でブレイクしたスカーレット・ヨハンセンが主演している『アメリカン・ラプソディ』を観ました。
これは、監督・脚本のエヴァ・ガルドスの実体験がもとになっているという。政治のために親子が引き裂かれるという、親子愛がテーマになっています。

b0022648_12314158.jpgスカーレット・ヨハンセンは、1960年代の冷戦時代にアメリカに亡命してきたハンガリー人役で、高校生で、15、6歳の役という、『ロスト・イン・トランスレーション』のイメージとは全然違う役でしたが、全然違和感が無いと思ったら、2001年公開の作品ということで、ほとんど実年齢と同じ役だった・・・。
『ロスト・イン〜』の方が、新しい作品ということで、どおりでこっちの方が大人っぽいと思った。『アメリカン〜』を観ている時は分からなかったので、こんな子供っぽかったかな?と思いましたが、観る順番が逆だったらよかった。
これから観る人は、『アメリカン〜』、『ロスト・イン〜』の順番で観るのがお薦めです。


彼女は今、一番ホットな女優と言われているようですが、キャメロン・ディアスの元カレやヤンキースのジータなどとも噂になっているらしく? ゴシップネタでもブレイクしているようですね。

ナスターシャ・キンスキーが母親役ですが、相変わらずお美しいですね〜。
現在では数少ない、美しさと気品が兼ね備わった女優さんの一人だと思います。
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by xfazz | 2005-02-20 12:41 | Theater
イ・ウンジュ(LeeEunjoo)
『ブラザーフッド』を観てから、お気に入り女子の中にイ・ウンジュがランクインしました。

b0022648_12221635.jpg昨日は、彼女が主演の『オー!マイDJ!』をレンタルしてきました。
『ブラザーフッド』の時は、チャン・ドンゴンの婚約者役で朝鮮戦争中に共産主義者の疑いをかけられ殺されてしまう悲劇のヒロイン役で、清楚な美しさが目を惹きましたが、この『オー!マイDJ!』は、一転ラブコメディーです。
視覚障害を持ったヒロイン役ですが、明るくコミカルな役で共演のイ・ボムスとの掛け合いも楽しく笑えます。













『ブラザーフッド』みたいに、胸が苦しくなるような迫力のある映画もいいですが、軽くほっとしたい時は、こういう恋愛映画が好きです。
韓国映画に見る恋愛観っていうのは、どこか懐かしい感じがしますね。昔の日本映画を思い出します。お手軽な恋愛に慣れてしまっているので、化学調味料抜きで出汁のきいた素朴な味に惹かれるのかも・・・。
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by xfazz | 2005-01-24 12:40 | Theater
『恋人たちの予感』
土日は天気が悪くて参りましね。おかげで、どこにも出かけずにビデオやテレビばかり見てました。
昨日のニュースでアメリカのテレビでやったスマトラ沖大地震のチャリティー番組の様子をやっていました。
ブラピやディカプリオなどのスターが直接電話で募金を呼びかけていましたが、メグ・ライアンも電話している姿がちらっと映りました。映画の時みたいにヘアーメイクをちゃんとしてないらしく、けっこうワイルドというかボサボサっぽくて普段着っぽくて面白かったです。
自分のうちにブラピなんかから電話かかってきたら焦っちゃって、お金無いのに、「寄付します!」って言っちゃいそうです。
そういえば、ディカプリオもレオ様とか言って、『様』づけで呼ばれてましたけど、最近はどうなんでしょう? 京本政樹が「俺は20年前から京様って言われてたんだ。様づけの元祖だ」と言ってましたが・・・。

ジャック・ニコルソン主演のビデオを2本レンタルしてきましたが、ここんとこメグ・ライアンネタが続いているので、ちょっと古いですが、レンタルではなくて持っているビデオの中から、久しぶりに『恋人たちの予感』なんぞを観てしまいました。

b0022648_1161191.jpgこの映画は、ニューヨークが好きな人にはお勧めです。映画の中で色々な季節のニューヨークの街が出てきます。特に、主演の二人がメトロポリタン美術館の中から大きな窓に広がる秋のセントラルパークの紅葉をバックにしたシーンは、思わず景色に見とれてしまいます。

しかし、久しぶりに観たら面白いですね。主演のビリー・クリスタルもメグ・ライアンも若い!
メグ・ライアンは、大学生から30代半ばまでを演じてますが、いろんなヘアースタイルやファッションで登場しますが、なんて呼ぶのか知らないんですけど、懐かしの'80年代のスーパーモデルとかジュリアナギャルみたいなヘアースタイルだったり、アイシャドーが真っ青だったり、時代を感じさせますね。
個人的には、ストレートヘアーが一番似合っていると思うんですが・・・。

ちょうど日本が、バブル経済の頃の作品ですが、あの頃の映像とか見ると、すでにレトロな感じがします。『あの頃』も、『昔』と言えるような時代になってしまったんですね。
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by xfazz | 2005-01-17 11:10 | Theater
『恋愛適齢期』
昨夜は、『恋愛適齢期』を観ました。


b0022648_9404515.jpg63歳まで独身で若い女性としか付き合ったことのない実業家のハリー(ジャック・ニコルソン)が、バツイチの劇作家エリカ(ダイアン・キートン)と知り合って、生まれて初めて本当の恋をするというストーリーです。

アカデミー俳優の二人が主演なだけに、ちょっとコミカルなラブシーンも面白かった。
ちらっとですけど、1946年生まれのダイアン・キートンのヌードシーンもありますが、すごいですね。いくら女優さんでも、彼女の年齢ではなかなか露出できないと思うんですが、素敵です。

ダイアン・キートンって今まであまり意識して見ていなかったけど、ある時は、アル・パチーノの奥さんだったり、ある時は、メグ・ライアンのお姉さんだったり・・・。
彼女が出演した作品リストを見ていたら、観たことのある作品がいっぱいあってびっくり!
そういえば出てたな? と思い出しました。
主役じゃないときでも、なにげにいつもそこにいて華を添えているんですね。きっと演技が自然だから、映画に溶け込んでいて逆に強い印象が無かったのかもしれません。 <若い子ばかり見てるからじゃないよ・・・

この『恋愛適齢期』ですが、こういう年代のラブストーリーをテーマにした映画ってあまり多くないと思うのですが、主演の二人が渋くてかっこいいですね。
特に、60代のジャック・ニコルソンが、恋のライバル30代のキアヌ・リーブスに勝つ所がいいですね。おっちゃんは嬉しいです。
日本で言えば、田中邦衛がキムタクに勝っちゃうみたいなもんですね。
キアヌ・リーブスも今回は脇役ですが、イケメンのドクター役で、さすがの格好よさでした。

いくつになっても、こういう恋愛が出来るといいなぁ〜。
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by xfazz | 2005-01-14 09:55 | Theater
『IN THE CUT』と『ヤドカリ女』
昨夜は、大晦日の日にレンタルしてきたメグ・ライアン主演の『IN THE CUT』を観ました。

どんな内容か全く知らないで観たので、最初は淡々とした暗い展開とメグ・ライアンらしくない暗いキャラクターに戸惑っていましたが、連続殺人犯は誰か? と推理しているうちに徐々に盛り上がりました。

しかし、メグ・ライアンは明るい役の方が似合うと思いますが?
ヌードシーンもある過激な役は、ラブ・コメディーのイメージを破りたくて引き受けたのかな?
年齢的にも、ラブ・コメディーも辛くなってきたのかも知れないですが・・・。

アメリカ人にメグ・ライアンが好きだと言うと、たいてい『Skinney』がいいのか? と言われますが、意外と胸があってビックリ! アメリカ人ってなんでもデカイのがお好きなようですね。
車も、野菜やフルーツもデカイですよね。中には、無駄にデカイのもあるようですが・・・。


映画の最初の方でメグ・ライアンが、出かけるときにカートを引いて歩くシーンが何度も出てきました。
これを見たときに、「最近、街でよく見かけるヤドカリ女っていうのは、これだったのかい」と思いました。
最初は、フライトアテンダントさんたちの真似でもしてるのか? と思ったけど、この映画を観たらこれに間違いない! と思っちゃいました。
もし、そうだとしたら・・・、単純と言おうか・・・。
まあ、違うかもしれないけど・・・。

好き好きなのでどうでもいいですが、本当のところ、あれって凄く迷惑なんですが・・・。
混んでる電車の中や駅の階段とかで障害物と化していますけど、どうでしょう?

しかし、こういう流行モノって絶対に始まりの原因というか、きっかけがあるんですよね。自然に始まることな無い! と言い切っちゃいますが・・・。
他の事でもよく、「こんなのがどうして流行ったの?」ってきっかけを知りたくなる事ありますが・・・。

きっかけは〜? 何でしょう?
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by xfazz | 2005-01-06 14:08 | Theater
雪が降ったら『スパイダーマン2』
昨日は、いやに寒いと思っていましたが、朝起きて窓を開けたら銀世界でビックリ! 

出かける予定をキャンセルしてビデオ鑑賞に切り替えました。
夕方になって、雪がやんでから借りてきた『スパイダーマン2』と『コール』を観ました。
『スパイダーマン2』は、お決まりのヒーロー物ですが、子供の頃にコミックで読んでいた思い入れがある分だけ楽しめました。
前作の時も思ったんですが、どうもヒーローとヒロインがあまりにも華がなさすぎで、キャスティングに? な分もう一つ気が入らないのがマイナスかな?

『コール』の方は、ケビン・ベーコンが誘拐犯の主犯なんですが、もうちょっと煮詰めた方がいいんじゃないか? という感じでちょっと詰めが甘い感じかな?
まあ、それなりに楽しめましたが・・・。

しかし、ケビン・ベーコンは、一時かなり額が上がってきていたんですが、植毛でもしたんじゃ無いでしょうかね? 若い時はかっこよかったんですが、最近は悪役が板に付いてきて、危ないヤツのイメージが定着しちゃいますね。

さあ、今年も今日と明日だけ、「さあがんばるぞ」って? 年末って妙にせかされますよね。
「別に明日でもいいじゃん」と思うことでも、なんか、あれもこれもやらなくちゃいけないような気ぜわしさですが・・・。
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by xfazz | 2004-12-30 11:08 | Theater
『RECRUIT』&『DOGVILLE』
先週の土曜日に「TSUTAYA」で、『旧作半額』というのをやっていたので、『リクルート』と『ドッグヴィル』を借りてきました。

先に、アル・パチーノコリン・ファレルが共演の『リクルート』を観ました。
なかなか面白かった。アル・パチーノはますます渋くなって、かっこいい。若い時は優男(やさおとこ)のイメージで、『狼たちの午後』みたいなチンピラ役も良かったけど、渋くなって汚れ役がはまっている。ロバート・デニーロと並んで、ニューヨークが似合う俳優ですね。

本当にこの映画みたいなCIAのスパイ養成学校があるんだったら、体験入隊してみたい。
スパイは、子供の頃からやりたい職業のひとつだったので、スパイ物のドラマや映画は大好きでした。



『ドッグヴィル』の方はニコール・キッドマンの主演で、前から借りてみようと思っていましたが、イマイチ地味そうな内容なので腰が引けてました。最近は、じっくり観るタイプの作品は睡眠導入剤になってしまい、レンタル料が無駄になるので、単純明快シンプルかつ、派手目の映画を観るようにしてたんですが・・・。

この作品は、舞台演劇のセットのように、白線を引いた道路や家などのドッグヴィルというロッキー山脈の麓にあるという田舎町やそこに住む23人の住人達の紹介が淡々としたナレーションで始まりました。
町の外は、暗転していて何もありません、唯一、白線で描かれた町のセットだけが、暗い照明に浮かんでいるだけです。

最初は、これがプロローグで、この後本編に入るのかと思ったら、実は、これが本編だという大胆な映画で、安い舞台演劇を観ているようで、「金をケチっただけじゃないの?」と思っていました。
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最初から最後まで、ストーリーは全てこの中だけで進んでいきます
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少ない照明で暗いシーンが続き、本当に劇場で芝居を観ているような気になってしまいます。そのまま、どこかの劇場で上演出来るような芝居仕立てです


チャプター1から9までで構成されているのですが、前半は退屈してしまい、ニコール・キッドマンにつられて借りてしまって「失敗したしたかな?」と、ちょっと後悔。せっかく借りちゃったから、とりあえず最後まで観てみるかという感じでした。唯一、ニコール・キッドマンが「いい女だな〜」っと、改めて思うくらいで、眠けが襲いそうになるのをこらえていました。しかし、36〜7歳であれだからね〜。まだまだイケてますぜ!

途中から、ギャングに追われているというニコール・キッドマンを匿う町の住人達の関係に変化が起こり始めた頃から面白くなってきて、シンプル過ぎるセットも気にならなくなり、かえってそれが、想像をかき立てるような要素になっている気がします。
ニコール・キッドマンが演じるグレースっていうのは「いったい何者?」という疑問が終始気になり、結末はビックリ! 終わってみれば177分という長さも気にならなかった。

舞台演劇のようなセットの意味も納得。
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のラース・フォン・トリアー監督の作品だと知って、また納得。

観終わってから分かったんですが、犬が一つのキーポイントになっていたので、『DOGVILLE』という映画のタイトルは、多分DOG-VILLEGEの略じゃないかと思います・・・。

好き嫌いの別れるところだけど、なかなか斬新で面白かったです。セットに金を掛けたり、映像美を追究するだけが映画じゃないんですね。多分、多彩な出演者のギャラは凄いと思うけど、こういう映画はアメリカ人には無理か・・・。

詳しくは公式サイトでどうぞ。
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by xfazz | 2004-12-09 10:04 | Theater