我が家のカメラ物語3のつづき
しかし、この一眼レフカメラというのはボディが大きいので、ちょっと持って歩くのには不便です。もちろん、もっと大きいカメラも沢山ありますが、持ち歩くのにっていう意味です。
良い所は、コンパクトカメラより偉そうに見えるので、見栄を張れると言うことぐらいでしょうか? こういうのを持ってるだけで、上級者っぽく見られることですね。
その代わりに、人物を撮りたい時にカメラを向けられた人が構えてしまって表情が硬くなってしまい易いというところがあります。ただ、その気になってくれれば、撮られる方もコンパクトカメラで撮られるより良い気分になれるというところでしょうか?(ちょっとしたモデル気分?)
その後、N90Xは、仕事の関係でどうしてもデジカメが必要なために、泣く泣く手放すことにしました。
デジカメもニコンにしたかったのですが、知り合いからキャノンが安く買えるということで、キャノンのデジタル一眼レフのEOS10Dを買いました。
レンズは、やっぱりシグマの24-70mm/f2.8と、純正の70-200mm/f2.8です。
出来るだけ少ない投資と、実際の移動と広角から望遠まで、カバー出来るという事で、この組み合わせが一番コストパフォーマンスが高い思います。
で、今はこのEOS10Dを使ってるわけですが、どうしても愛着が湧かない。
機械っていう感じですかね。デジカメになれてないってこともあると思いますが・・・。
しかし、デジカメは便利ですね。現像代がかからないのと、撮ってすぐ見られるのがいいですね。
デジカメがアナログカメラより売れるようになったらしいですが、今まで以上に、誰でも簡単にカメラを楽しめるっていう事ですね。
デジカメの進歩の速さは目を見張るものがあります。それだけ、メーカー間の競争が激しいからだと思います。
その進歩の仕方はコンピュータと同じような歩みをしていると思います。
一番最初の、コンピュータを買った後、初めて買ったインクジェットプリンタとスキャナーは、一番安い物を買ったのにかかわらず、どちらも、15万円くらいしました。現在の普及機と較べても、約10倍ですよね。しかも、性能は10分の1位ですからね。
デジタルの世界ってそういうものだと分かっているんですが・・・。
悲しい。。。
今のデジカメは、コンピュータのモニターで、見る限りは十分な性能でしょう。
モニターで見ていると、上手く撮れたような気がします。
しかし、アナログカメラで撮ったものをプリントして見た時のような感動とは、ちょっと違うかな? と、思います。
アナログの時は、シャッターを押した時に、どういう風に撮れたかをイメージできたのですが、デジカメだと、慣れていないせいか、シャッターを押した時にどういう風に撮れているかイメージできません。
直ぐに液晶ディスプレイで確認出来るのですが、上手く撮れたと思い、コンピュータに取り込んでみるとがっかりすることも多いです。
難しいですね。
スチールカメラって、ビデオカメラと違い、動き続けている時間の一瞬を切り取ることが出来るのですが、同じように撮っているのに自分の精神状態で全然違った物になります。
不思議です。
自分の内側を写してるような気がする時があります。
楽しそうだったり、寂しそうだったり・・・。
つづく・・・。
昨日の神田川。東京にも紅葉が